【おしゃれ フェンス】ニュージーランドの伝統的なフェンス「トラディショナルフェンス」
ニュージーランド(以下NZ)では、「トラディショナルフェンス」という柵が、広く設置されています。
観光に行っても素通りされがちかもしれませんが、実は見た目がおしゃれなだけでなく、その歴史は深く、文化として根付いています。 また、日本国内の農場でも少数ながら設置事例があります。
この記事では、そんな「トラディショナルフェンス」にスポットを当ててご紹介します。
万一、家畜が道路に脱柵してしまうと、大変な事故につながってしまいます。
そのため、牧場の外柵には、必ず強度の高いフェンスが設置されています。
プロフェンサーはポストドライバーという支柱を打ち込む特別な機械を使って、すばやく美しくフェンスを設置します。
彼らの高い技術力により、NZの放牧酪農は支えされているといっても過言ではないでしょう。
ファームエイジでもプロフェンサー(施工専属スタッフ)による施工サービスを日本でスタートしています。
日本国内でもトラディショナルフェンスの設置事例があります。
(現在は、コロナ禍のため開催されているかは不明)
タフな男たちがショートパンツにランニングという姿で技術とスピードを競い合います。
強度が非常に高く、ニュージーランドファーマーに愛用され続けています。
その間はバトンと呼ばれる「固定しない支柱」によって線間隔が維持されます。
使用するワイヤーはフェンシングワイヤーといわれる高張力鋼線を使用します。
緊張することで強度が上がるだけでなく、伸縮性も兼ねそろえた特殊なワイヤーだからこそ、家畜の放牧にも耐えるフェンスが出来上がります。
そうすることで、家畜の移動を効率的にコントロールすることができます。
NZでは自宅周りの外構として設置されているところもあるそうです。
強度だけでなく、見た目も配慮したい場合は特におすすめです。
また、積雪が多い地域なので、雪解け後のメンテナンスが簡単そうだという点も、導入いただいたポイントでした。
トラディショナルフェンスを選んでいただきました。
積雪も多く、冬になると柵のてっぺんまで雪が積もってしまったそうですが、春先に現地を確認したところ、全く何とも無かったとのことでした。
景観もおしゃれで、強度ともにお客様にご満足いただいています。
まだ日本国内では設置事例は少ないですが、専門スタッフが設置・設計のお手伝いをいたしますので
お気軽に、ご相談ください。
(お問い合わせフォームはこちら)
観光に行っても素通りされがちかもしれませんが、実は見た目がおしゃれなだけでなく、その歴史は深く、文化として根付いています。 また、日本国内の農場でも少数ながら設置事例があります。
この記事では、そんな「トラディショナルフェンス」にスポットを当ててご紹介します。
目次
1.ニュージーランドのフェンス文化
1-1.なぜNZはフェンスが重要視されるのか?
NZは、北から南まで全土で家畜を放牧しています。万一、家畜が道路に脱柵してしまうと、大変な事故につながってしまいます。
そのため、牧場の外柵には、必ず強度の高いフェンスが設置されています。
1-2.フェンス文化を支える「プロフェンサー」
NZにはフェンスの設置を生業とする「プロフェンサー」と呼ばれる人たちがいます。プロフェンサーはポストドライバーという支柱を打ち込む特別な機械を使って、すばやく美しくフェンスを設置します。
彼らの高い技術力により、NZの放牧酪農は支えされているといっても過言ではないでしょう。
ファームエイジでもプロフェンサー(施工専属スタッフ)による施工サービスを日本でスタートしています。
日本国内でもトラディショナルフェンスの設置事例があります。
1-3.柵張り世界一を決める大会?!「柵張り大会」
NZで毎年6月に開催される国際的な農業イベントのフィールデイズでは、フェンスコンペティションという伝統的な柵はり大会が開催されます。(現在は、コロナ禍のため開催されているかは不明)
タフな男たちがショートパンツにランニングという姿で技術とスピードを競い合います。
2.トラディショナルフェンスとは?
トラディショナルフェンスは、その名の通り伝統的な柵です。強度が非常に高く、ニュージーランドファーマーに愛用され続けています。
2-1.支柱はすべて木柱
コーナー(折れ点)は直径150mm以上の太い木柱をポストドライバーで打ち込みます。その間はバトンと呼ばれる「固定しない支柱」によって線間隔が維持されます。
使用するワイヤーはフェンシングワイヤーといわれる高張力鋼線を使用します。
緊張することで強度が上がるだけでなく、伸縮性も兼ねそろえた特殊なワイヤーだからこそ、家畜の放牧にも耐えるフェンスが出来上がります。
2-2.出入り口は鉄製のゲート
「ファームゲート」と呼ばれる鉄製のゲートを取り付けます。飼養頭数や設置環境などによって、幅や向きなど工夫する必要があります。そうすることで、家畜の移動を効率的にコントロールすることができます。
2-3.牧歌的な景観
木目調なので、おしゃれなウッドフェンスのような美しい景観に仕上がります。NZでは自宅周りの外構として設置されているところもあるそうです。
強度だけでなく、見た目も配慮したい場合は特におすすめです。
3.国内事例
3-1.ヤギ、羊用
もともとはお一人で柵の管理を行っていらっしゃったそうです。大変な労力だった為、常設できるフェンスをご希望されていました。また、積雪が多い地域なので、雪解け後のメンテナンスが簡単そうだという点も、導入いただいたポイントでした。
3-2.牛用
こちらは北海道内の放牧酪農家様です。もともと電気柵を使って放牧されていますが、まれに脱柵してしまうことがあったため、トラディショナルフェンスを選んでいただきました。
積雪も多く、冬になると柵のてっぺんまで雪が積もってしまったそうですが、春先に現地を確認したところ、全く何とも無かったとのことでした。
景観もおしゃれで、強度ともにお客様にご満足いただいています。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?まだ日本国内では設置事例は少ないですが、専門スタッフが設置・設計のお手伝いをいたしますので
お気軽に、ご相談ください。
(お問い合わせフォームはこちら)
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