【フェンス 失敗 事例】後悔しないために!動物に侵入されないためのポイント3選
野生動物対策として、金網やフェンスを設置されている方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、
定期的な見回りやメンテナンスが必要なことはご存じですか?
「張りっぱなしで良いんじゃないの?」
「うちは雪は降らないから心配ないよ」
というお声もいただきますが、放置しすぎてしまうと、せっかく設置したフェンスの効果が下がってしまいます。
酷い場合は、補修だけではなく、一から張りなおす必要な場合も。
今回はこうした事態に陥らないための、ポイントをご紹介します。
目次
1.動物に侵入されやすいフェンスのポイント
1-1.歪みやたるみ等の破損がある
フェンスの歪みや破損を放置しておくと、動物がその部分を狙って侵入するようになり、さらなる破損を招く可能性があります。破損した箇所はできるだけ早く補修できるよう、定期的に見回りを行う習慣をつけましょう。
1-2.草が絡みついてる
草刈りなどは不要と思われがちなフェンスですが、ツル性植物などが繁茂しつづけるとその重みで歪みが生じたり、人間側の視界も悪くなり、動物の警戒心を薄れさせてしまう原因になります。
特に「しのび返し支柱システム」の場合は、電気柵の漏電に繋がってしまいますので、必ず定期的な草刈りを行う必要があります。
1-3.地面との隙間ができている
どんなに見た目が立派でも、地面とフェンスとの隙間があっては、フェンス効果は大きく下がってしまいます。人間から見れば、わずかな隙間であっても、キツネやアライグマなどの小動物はこうした隙間からも侵入するケースもあります。
2.知っておこう!フェンスを定期的にメンテナンスする理由
2-1.何度も侵入を試みられる
一度突破されると、動物は侵入できるのではないかと、強引に突破しようと考えてしまいます。最初は小動物だけの侵入だけかもしれませんが、次第にイノシシやシカなど大型動物の侵入を招いてしまうケースもあります。
2-2.経費がかさむ
メンテナンスが不十分な場合、大きな破損に繋がってう場合があります。酷い場合は、補修するよりも新設が必要になるなど、費用負担が増えてしまいます。
火災などの事故につながる
太陽光発電施設でフェンスの隙間から、小動物が侵入し、ケーブルを噛んで火災が起きてしまったケースがあるそうです。こうしたことから、農場以外の施設でも、小動物の侵入を防止することは、施設の設備を長く保つうえで、非常に重要といえるでしょう。
3.失敗しないための対策 3選
定期的なメンテナンスが必要なことはご理解いただけたかと思いますが、それでも新たな対策が必要になるケースがあります。その場合の対策を3つご紹介します。
3-1.電気柵を併用する
既存のフェンスに電気柵を併用することで、動物の侵入を防ぐことができます。ファームエイジのしのび返し支柱システム(特許システム:特許第4969613号)は、既存の柵に電気柵を追加することで、
柵の防除効果をさらに高めることができます。
支柱の角度や高さ、段数を自由に調整できるだけでなく、接続するフェンスを選ばない高い汎用性を持っています。
こうした点が、各地の獣害対策事業で取り入れられ、高い効果を発揮しています。
3-2.地面との隙間対策する
地際対策に特化したフェンスとして、「イージーベンダーフェンス」がオススメです。特殊技術加工によりフェンスの下部の折り曲げが初めてでも簡単に行えるようになりました。施工が楽なので、自力施工される方にもオススメです。
折り曲げ角度が自由に決めれるので、イノシシの掘り返し対策に有効です。
固定ペグ(別売)を用いれば、折り曲げた箇所もしっかり固定できます。
最近ではこうした掘り返し対策に特化した点が評価され、ドッグランフェンスとしてご利用いただく事例が増えています。
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3-2.センサーカメラの活用
人が操作しなくても、センサーの範囲内の温度と動作に反応して、自動的にシャッターを切ります。静止画だけでなく、動画も撮影できるので、野生動物の種類や、侵入経路などを確認することができます。
事前の情報をしっかり把握することで、対象動物や状況にあったフェンスの設計に役立てることができます。
4.まとめ
今回は主だったポイントをご紹介しましたが、これ以外にも細かいなポイントがいくつかあります。
記事を読んで、
「やっぱりどこを重視したらよいか迷ってしまう・・」
「自分の農場に向いているフェンスがわからないので、現場を見に来てほしい」
「時間がないので、概算でも良いので見積が欲しい」
といった方は、お気軽にお問合せください。専門スタッフがアドバイスや設計をご提案させていただきます。
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