【レポート:オンライン座談会】現場の声を教えてください!「こんな商品あったらいいな」放牧農家アンバサダー座談会報告
2022年11月15日(火曜)に、ファームエイジ主催で、
放牧農家アンバサダー様(以下アンバサダー)とオンライン上で座談会を実施いたしました。
全国から3名のアンバサダー様にご参加いただき、
商品の感想はもちろん、たくさんのご意見をいただくことができました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ファームエイジでは今後も、新しい商品開発だけでなく、農家さん同士の情報交換・交流の場として、
アンバサダー座談会を実施していく予定です。
目次
1.当日の様子・流れについて
まず、FAのスタッフによる自己紹介・会社説明から始まり、各アンバサダー様からも自己紹介(ご出身、生産している作物・加工品のご紹介)を行っていただきました。その後、アンバサダー様がご利用いただいている商品(アブキャップ他)のご感想をお聞かせいただきながら、具体的な商品改善や、それ以外にもこんな商品があったら良いなど、率直なご意見をお聞かせいただきました。最後は全員で、アグリカルチャーのAのポーズで記念撮影を行って締めくくりました。
2.農家アンバサダー様と商品に関するご意見・ご要望
(1)吉田様(@yoshida__farmer/岩手県)
- ・https://www.instagram.com/yoshida__farmer/
- ・和牛繁殖・稲作農家
- ・4年前にUターン就農
- ・特別栽培米を有機栽培で生産 粗飼料の充填を行っている
- ・田んぼを増やすならウシも増やすという伝統的な農業を続けていきたい
- ・Instagramは始めて1年目
<ご使用いただいた主な商品>
・アブキャップ |
・ハンギングトロフ10L |
・ヘイフィーダー |
<ご意見・ご要望>
- ・アブキャップは電気柵を張っている運動場に設置
- ・11月現在もアブが多く飛んでいて、とんでもない数のアブが捕獲されている
- ・ヘイフィーダーは単管に掛けて子牛の乾草給与に使用
- ・糞が入っても掃除がラク。鉄の幅は、乾草が落ち過ぎず絶妙
- ・ハンギングトロフは生育ステ―ジ分けして飼育をするときに、すぐ移動出来て楽
- ・トロフの給水バルブが繋がっている黒いプラスチックが割れやすい メタルタッチなどに変えても問題ないかもしれない
- ・給水バルブも一緒に回ってしまうので、ウシが維持っても固定されるようだといい
<希望商品>
- ・子牛用にヒーターも入れられて、滅菌機能がある医療用の簡易テントみたいなもの
- ・簡易的に牧草地に切り込みが入れられるプラウのようなディスク
(2)ひつじのめぐみ 山本 様(@hitsuji.no.megumi/長野県)
- ・https://www.instagram.com/hitsuji.no.megumi/
- ・長野県で羊毛を使うためにヒツジを飼育/li>
- ・家で使うためだったので2頭から飼育を始め、今では10頭ほどまで増えた/li>
- ・羊毛を手で紡いで使っている/li>
- ・InstagramやHP、イベントを通じてヒツジ農家さんと羊毛を使いたい人が 繋がるような活動をしている
<ご使用いただいた主な商品>
・アブキャップ |
・ハンギングトロフ10L |
・ヘイフィーダー |
<ご意見・ご要望>
- ・アブキャップは大きめのハエがよく捕れる
- ・
雨が多かったせいか、今年はアブが少なかった - ・ヘイフィーダーは、角材に挟んで、4面から草を食べれるようにできる
- ・ヒツジの顔が細いので、隙間にちょうど入って良い
- ・ハンギングトロフは水道がないところに設置。下の排水栓から排水できるのがとてもいい
< 希望商品 >
- ・ヒツジへのサシバエ被害がひどい。特に足の流血がひどく、サシバエ対策が欲しい 他のヒツジ農家さんも同じ意見
- ・一時期家畜や農機具が盗まれる事件が多かったので、 センサーカメラ付きの案山子のような防犯対策グッズがあると嬉しい
(3)稲穂ファーム佐藤様(@inahofarm/沖縄県)
- ・https://www.instagram.com/inahofarm/
- ・沖縄県の稲穂ファーム従業員
- ・かつては東京サラリーマンとして勤務
- ・50万坪の敷地で、ジャージー牛を1年中牛舎無しで放牧している
- ・土地の一部で放牧や養蜂もしている・無農薬無化学肥料
- ・冬場でも青草を与えて育てている
- ・アブキャップは、沖縄ではアブの活動期間が短く、あまり捕獲できず。
- ・ハエなどが混ざって時々捕獲される
- ・ヘイフィーダーは子牛用の囲い枠に吊って使用
- ・地面にエサが落ちないのが良い
- ・ハンギングトロフは掛けて使ってないので、固定に手間取っているが、 新鮮な水を与えらえるのが良い
<ご使用いただいた主な商品>
・アブキャップ |
・ハンギングトロフ10L |
・ヘイフィーダー |
<ご意見・ご要望>
3.まとめ
今回は岩手、長野、沖縄と異なる地域の農家さんに、ご参加いただきました。ご使用いただいた商品は同じでしたが、環境や動物の違いで効果やご意見が異なり、とても参考になりました。
こうした現場の声をじっくり聞く機会や意見交換会の場を提供することで、農家さん同士の悩み事なども共有でき、情報交換できる機会になったと思います。
今後は、いただいた情報をもとに商品開発に活かすと同時に、SNSを中心として情報発信も引き続き行っていきます。
4.早くも販売開始!現場の声から生まれた新商品
11月より、ユーザー様から頂いた意見をもとに開発した商品がリリースされています。オンラインショップは >>>こちら
そのほかの商品をご覧になりたい方は、総合カタログをご用意しております。
全国無料で発送いたしますので、ご興味のある方はお気軽にお問合せください。
(デジタルカタログもご用意しております)
・電気柵カタログVol05:デジタル版 は >>> こちら
・畜産カタログVol05:デジタル版 は >>> こちら
今後も、こうした機会を設けることで、弊社の商品開発のサポートをいただくだけでなく、農家さん同士の交流を深める機会提供もできればと考えています。
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