草地管理の必須アイテム ライジングプレートメーターを使ってみた!

2017/7/21

販売管理部の清瀬です♪

暑いですね!!
デモファームの牛たちも暑そうです。

普段は伝票や請求書作成など、デスクワークが多い私ですが、
事務所を飛び出し、弊社デモファームで「ライジングプレートメーター」を使ってみました!

 

 

ライジングプレートメーター とは?

放牧地を歩きながら、牧草の乾物収量の推定値を算出することができます。
ニュージーランドでは週に一回、すべての放牧地をこのツールを使って収量調査を行い、以下のようなグラフを作成した上で、放牧と草地管理を行います。

 

デモファームで使ってみた結果

こちらの牧区は週末に移動柵(電気柵)を使って、半分に仕切ってました。

奥の草が目でみた感じでそろそろ限界!!ということで、ライジングプレートで計測してみました。(7/11火曜日の朝)
補足:プレートメーターの測定値は参考値として、ニュージーランドの方程式で自動計算しています。 ニュージーランドでは地際から0cmの値になります。

 

 

その結果 以下のようになりました。(牧区を真上から見たイメージイラスト)

 

実際の測定画面はこんな感じ。

しっかり食べさせた後の乾物重量の目安が1600㎏DM/haとのことですので、
現在放牧中の草地は、まだ400㎏DM/haは食べられる草があったのかもしれません。
草地の状態が良くないからなのでしょうか・・・?
とりあえず移動柵を取り払い、牧区全体で食べられるようにしました。

 

 

その結果・・・

放牧前はおよそ3000kgDM/haあった草地が放牧2日後で、2432㎏DM/haになっていました!

 

まだもう少し食べられるのかな?明日でギリギリ・・・という感じでしょうか。
ちなみにちょうど食べ頃と思われる牧区は、2700~3000kgDM/haの数値が出ました。

 

百聞は一見にしかず、実際にやってみると理解が深まりますね!!

 

皆さんもぜひ、放牧の草地管理として
ライジングプレートメーターをお役立てください♪

 

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