柵の設計のポイント
ここでは、ご自身で柵の設計や見積を行う上でのポイントをご説明します。
柵の種類
ファームエイジがご提案する柵の種類は、
大きく分けて以下のようになります。
それぞれ特徴がありますので、対象動物や設置環境によって
適切なタイプを選ぶのがポイントです。
安全に関するルールを把握する
- 電気柵の場合、電気柵専用の本器を必ず使うこと、危険表示板を設置することなど、いくつかのルールがあります。必ず守りましょう。
誤った使用があった場合、重大な事故を引き起こす可能性があります。
詳しくは「電気柵を安全に使うために」をご確認ください。
設置ラインを考える
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STEP1)地図や航空写真を準備する
設置を検討している場所を、真上から見た図面などがあると、図面上に書き込むことができ、柵の設計を立てやすくなります。
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STEP2)設置ラインや出入口を設定する
どこに柵を設置するか、出入口をどこに設置するか、電源をとる設備はあるかなど、具体的な情報を書き込んでいきます
(イラスト参照)書き込んだ後は、起伏や木などの邪魔な障害物はないか、実際に現場を確認しましょう。
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STEP3)地下設備や権利を確認する
万一、地中に埋設した水道管やケーブルを傷つけてしまうと、大きな事故につながる可能性があります。
また、柵の設置ラインが所有・管理する土地を知らないうちに越えてしまうと、後々大きな問題になりますので、注意しましょう。特に、施工を依頼する場合は、事前に土地の所有者や管理者などにしっかりと確認しましょう。
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放牧のみ)水槽のサイズ、位置を確認する
放牧を行う方は、給水用の水槽も設置する必要があります。
施工方法を考える
施工方法は大きく分けて、自力施工と業者施工の2種類があります。
簡易柵や簡易恒久柵などは、専用施工道具を使うことで、支柱の打ち込みからワイヤーの設置まで、すべて自力で施工することができます。
プロフェンスやフィールドフェンスなどは、重機を使用したほうが良いケースが多いです。そのため、重機の使用有無、運搬車の使用、施工費についても確認が必要です。
必要な数量を考える
以上で必要な情報がおおよそ揃いました。最後に以下のボタンから「自動見積システム」を使って、必要数量を算出しましょう。