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電気柵とは、動物に慣れることのない痛み(電気ショック)を経験させて、動物の心理的バリヤー(警戒心)により柵に近寄り難くさせる柵のことです。動物が電気柵ワイヤーに触れることで、電気が動物の体を通って地面に流れ、アースから本器へ流れる電気柵の回路が成立します。これにより強いショックに驚いた動物は、その後心理的に柵に近寄りにくくなります。「+」の電気柵ワイヤーと「-」の地面の両方に触れて初めてショックが発生するので、スズメなどが止まってもショックは受けません。

※野生動物を制御するためには最低でも3000~3500V以上の電圧が必要です。

1.本器(パワーボックス) 2.電気柵ワイヤー 3.動物(植物なども) 4.アースシステム

正しく使うことで、電気柵は安全なシステムになります。電気柵はおよそ1.5秒間隔で電気が流れる「パルス出力」です。これにより、動物に対し瞬間的(約1/10000秒)にショックを与えるので、万一、人が触れたとしても流れる電流が少なく安全です。また、断続的な電気の為、感電しても手を離すことが出来ます。

一方、コンセントから直接交流100V(又は200V)の電気を流すと継続的な電気の為、感電した際に筋肉が痙攣(けいれん)し感電し続け、重大な事故につながります。

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電気柵専用の本器を必ず使うこと、表示板を設置することなど、いくつかのルールがあります。必ず守りましょう。

電気柵は正しくお使いください。誤った使用があった場合、重大な事故を引き起こす可能性があります。

  • 注意喚起のための「危険表示板」を必ず設置しましょう。
  • 商用電源から電源をとる場合は必ず「漏電遮断器」を設置しましょう。
  • 必ず「電気柵専用の本器(電気柵用電源装置)」を使用しましょう。

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実働推奨距離について:
電気柵の設置環境を考慮して、推奨する使用距離のことを「実働推奨距離」といいます。

  • 3段張りまで=「実働推奨距離」
  • 4段張り以上=「実働推奨距離の半分」

「実働推奨距離」は最大3段張りを想定しています。4段張り以上や雑草管理がしにくい場所等は、高負荷時推奨距離を参照して下さい。

本器を選ぶポイントについて:
使用する電源や設置環境によっては、より効率的に電気柵を使用することができます。例えば、自宅から遠く離れており、管理しにくい場所であれば、ソーラーパネルとの併用を行うことで、バッテリーのメンテナンス(充電など)の手間を省くことができます。また、近くに商用電源(コンセントの交流 100V)があれば、ACアダプターを使用して安定的に電気供給できます。

  • 乾電池を使用する場合→ANシリーズがおすすめ
  • ソーラーパネルを使用する場合→SXシリーズがおすすめ
  • ACアダプターを使用する場合→Xシリーズがおすすめ

専門のスタッフがお客様の圃場や設置状況にあったパワーボックスをご提案させていただきます。

電気柵(簡易柵)の設置は誰でも簡単に行うことができます。

また、設置方法を記載した「設置マニュアル」をご用意しておりますので、お気軽にお問合せください。

ご要望に応じて、現場での設置指導や設置代行(有料)を行っております。(※ご希望通りに実施できない場合がございますので、予めご了承下さい)

対応いたします。
弊社にて御見積書(又は領収書・納品書)の作成いたしますので、お気軽にご相談ください。

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