【牛 暑さ 対策】知らないと損! この夏 実践すべき暑熱対策 

一見、牛は暑さに強そうですが、実はとても暑さに弱い動物です。
暑さは家畜の生産性を下げるだけでなく、酷い場合は家畜でも死亡するケースもあります。
農水省の統計によると、令和3年に暑熱の影響により廃用・死亡した頭数は乳牛だけでも650頭以上に上ります。
(引用:暑熱による畜産関係被害状況(令和3年9月30日時点))
今回は、放牧地における暑熱(暑さ)対策について、基礎知識と対策方法についてご紹介します。





1.なぜ?家畜の暑熱対策が必要な理由

1-1.乳牛は暑さに弱い

特に、乳牛は暑さに弱く、限界温度が27℃程度といわれています。
限界温度を上回ると、餌の食い込みや乳量、さらには受胎率低下などを引き起こします。
こうしたことから、畜舎でも放牧地でも、暑熱対策を行うことで、牧場経営の改善が見込めます。



1-2.世界では常識? アニマルウェルフェアの観点

「動物福祉」や「家畜福祉」ともいわれます。
牛や豚などの家畜であっても、誕生から死を迎えるまでの間、できるだけストレスなく、快適で健康的な飼育方法が大切です。
世界的にアニマルウェルフェアでは、「5つの自由」が提唱されています。日本においても農水省が実践にむけたガイドラインを整備するなど、普及推進を図っています。
アニマルウェルフェアに基づいて生産された生産物は、付加価値を付けたり、差別化ができます。

SDGsにも代表されるように、より安全な食品を求める消費者は増加傾向にあり、ブランドとして、消費者が認知しやすくなるでしょう。



2.世界の気温は年々上昇

ニュースなどでも、地球温暖化の影響で年々気温が上昇しているというのは、皆さんも聞いたことがあるかと思います。
気象庁の統計によると、「長期的には100年あたり1.30℃の割合」であがっているそうです。特に1990年代以降、気温が高くなる年が頻発しています。
(引用:日本の年平均気温 – 気象庁)
さらに、今後も気温が上昇することが見込まれ、21世紀末では、日本各地で猛暑日や熱帯夜の日数が増加することが予測されています。
(引用:地球温暖化の影響予測(日本) ー 全国地球温暖化防止活動推進センター)

こうしたことから、地域によっては暑熱対策は必須と考えるべきでしょう。


3.実は損してる?あなどれない暑熱ストレス

酪農家さんの投資効果をおおざっぱに計算してみましょう。
気温26度以上による乳量の減少は4㎏程度といわれています。
50頭の搾乳牛の場合 50頭×4㎏=200㎏ 200㎏×100円(乳価)=20,000円/日の売上減少と試算できます。
さらに、10日間 26度以上の暑い日が続いた場合、売上の減少は10日×2万円=20万円 と計算できます。

こうしたことから、単なる一時的な暑さ対策と考えず、長期的に牧場全体の収益を確保するための手段と考え、暑熱対策を講じましょう。

※上記は概算であり、あくまで参考値です。農場の規模や頭数によって異なります。


4.今すぐできる暑熱対策は?

4-1.水槽を設置して飲水を確保する

暑い夏になると、人間でも水を飲む量は増えますよね。
搾乳牛の場合、飲水量は乳量の3倍以上、夏場では100リットル以上/頭・日と言われています。
暑熱ストレスによって乳牛の飲水量は20~50%/日増加するといわれてることから、水槽を設置するだけでなく、常に自動的に新鮮な水が供給される状態が望ましいでしょう。

さらに、牛乳の成分の内、80%以上は水でできていることから、水分の十分な確保ははそのまま乳量に直結するといえるでしょう。
ミネラルを補うために、鉱塩をおくのも手段の一つでしょう。



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4-2.日除け(シェード)を設置する

暑熱によるストレスは、気温や湿度だけでなく、直射日光と照り返しも影響しています。シェードを設置することで、こうした影響を軽減できます。

ファームシェード一枚で約24平方メートルの面積をカバー。風を遮ることはなく、家畜は自由に出入りができるシンプルな構造です。
つなぎ合わせることで、自由自在にレイアウトを変更することもできます。自力で設置、移設や回収も可能。シェードには金具がついているので、立ち木やお手持ちの柱などを利用して設置もできます。



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ファームシェード
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4-3.アブ対策を行う

暑熱対策とは少し異なりますが、暑くなるとアブなどの虫が発生してきます。
アブが家畜にまとわりついてくると、暑さ以外の部分でも家畜はストレスを受けることになってしまいます。
アブキャップでは、アブの温度の高いものへ近づいていく習性を利用しています。
日光で熱を帯びたボール部に乗ってきたアブは、血を吸おうとボールの上を歩きまわり、次第に上に上がっていきます。


上記以外にも、高品質な粗飼料を与えることで、ルーメン内発酵による熱生産が少なくさせるなど、給与する飼料を変更することで、暑熱ストレスの軽減が期待できるといわれています。


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アブキャップ

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5.できるところから。ひとつずつ取り組んでいきましょう。

 
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暑熱対策といっても、対策の幅は広く、なにから手を付けたらよいか、迷ってしまう、わからない方も多いかと思います。
できるところから対策を始めていきましょう。ファームエイジのスタッフがお客様の状況やご予算などに合わせて、最適なアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。


 

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