ひつじ(羊)放牧@石狩川の河川敷~頑張れひつじの除草隊~

石狩川の河川敷にひつじが放牧されていると聞きつけて、その様子を見に行ってまいりました。
一体どうしてここにひつじが?そしてなぜファームエイジがこの記事を?と思われるかもしれません。
その理由を写真と一緒にご紹介いたします。



心強い味方!ひつじの除草隊

北海道開発局札幌開発建設部様は、当別町ビトエの石狩川堤防の約5,000㎡の敷地へヒツジを放牧し、ひつじによる除草を行っています。(国道337号線の当別町⇔あいの里間の札幌大橋のわきです。)
もともと札幌河川事務所では、洪水に備えて毎年河川敷の草刈りを機械で行っていたそうです。
2021年には10頭のひつじだったところを今年は20頭に増員。
これまでは草刈り機で刈っていた草をひつじに食べてもらうことで、燃料代の削減と環境負荷の抑制を期待するとのことです。
せっかく春からグンっと伸びる草が利用されないままだと悲しいですよね。
管理しないと伸びていってしまう草をひつじたちが美味しく食べて、ひつじの成長と牧場の生産に繋がるというのはなんともありがたいことです。燃料費も節約が出来たら、まさに持続可能な取組みですね。
・参考サイト:北海道新聞
・参考サイト:北海道新聞 どうしん動画ニュース
・参考サイト:かわたびほっかいどう



放牧されている様子はなんとも牧歌的で、一見すると河川敷とは気づきません。
▽金網フェンス越しのひつじたち



▽ひつじの柵の外の草丈が長い
ひつじを放牧していない場所と比べて、放牧している区画は、草がすっきりしているのがおわかりいただけると思います。



▽こちらは6月中旬の放牧の様子



▽そしてこちらは7月中旬の放牧の様子です。


いかがでしょうか?だいぶ草が減り、すっきりした様子に見えます!


併用柵で安心できる放牧を!

金網柵と電気柵の設計・デザインについて、ファームエイジがお手伝いをさせていただきました。
フィールデイズ※1に、兼ねてからご協力いただいている北海道開発局の廣川様より、2年ほど前、河川敷の除草について相談を受けたことをきっかけにご協力させていただきました。(※1.毎年秋にファームエイジが開催しているお祭りです。)
外側の金網柵には、フィールドフェンスH900(8段)を設置し、内側には、電気柵を張って、ひつじたちの万が一の脱柵を防ぐように工夫されています。







参考商品

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【ヒツジ用】フィールドフェンス 高さ90cm×50m巻

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【ヤギ用】フィールドフェンス 高さ120cm×30m巻

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▽電気柵本器

日よけの下には、家畜用水槽を設置。
暑い日はひつじが退避できますね。
ヒトもひつじもより安心して放牧できる仕様です。




▽おや、バルブに顔を置いてリラックス。涼しいのでしょうか。

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家畜用水槽トロフ260リットル

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角型水槽トロフ130リットル

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▽出入口のファームゲート

観光や地域活性に貢献できて、環境対策につながる素敵な取組みにご協力させていただいたことは、大変光栄なことです。

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ファームゲートFE162(幅1610mm×高さ995mm)

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ファームゲートFE242(幅2410mm×高さ995mm)

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さいごに

石狩川河川敷といっても規模が広く、場所がピンとこないかもしれません。
国道337号線の札幌大橋の当別町寄りの方に、ひつじの放牧についての案内看板も設置されています。ぜひお近くを通ることがありましたら、ルールを守りつつ、ひつじたちを見て癒されてみてはどうでしょうか?





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