角杭(かどぐい)の本数
角杭(かどぐい)が必要になるのは、「設置ラインの折れ点」のことです。
特に中山間地の場合、傾斜や起伏が多く、設置ラインの形も複雑に曲がっている場合が多く見られます。
そのような段差や急なカーブなどには、しっかりとした角杭を設置し、負荷がかかっても柵全体が歪まないようにする必要があります。
ここからはイラストを基に考えていきましょう。
今回、電気柵の設置を検討している圃場はイメージの通りです。
そうすると、カーブが急だと想定される箇所は、
オレンジの丸(●)の箇所となります。
「ウチは山際を一直線に張りたいから、角杭はいらないってこと?」といったお問合せをいただくことがあります。
短い距離であれば不要な場合もありますが、角杭が少なすぎると、負荷がかかりすぎてしまい、柵全体が歪んでしまう恐れがあります。
設置環境にもよりますが、100mに1本程度設置することをおすすめします。
設置イメージ
- 木柱+リング碍子を使用(簡易電気柵)
- コーナーポール26型を使用(簡易電気柵)
- 鉄柱を使用(フィールドフェンス)
- 木柱を使用(フィールドフェンス)
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。