対象動物について

対象動物とは、柵を使用する動物種を意味します。

例えば、畑を荒らすイノシシ対策をしたいとなりますと、対象動物はイノシシになります。

パドックで牛を放牧させたいとなりますと、対象動物はウシになります。

どうして対象動物の把握が必要?

それぞれ対象動物ごとに、柵の仕様が異なります。
電気柵においても、フィールドフェンスにおいても、
対象動物ごとに適正な仕様で設置しないと、柵の効果は発揮できません。

シカ対策の簡易電気柵

例えば、シカ対策の簡易電気柵であれば、2mのポールを使って、ワイヤーを3段張で設置します。

アライグマ対策の簡易電気柵であれば、90cmのポールを使って、ワイヤーを4段張で設置します。このように、使う商品も設置の方法も対象動物によって、大きく異なります。

また、家畜の放牧の場合は、月齢によっても異なる場合があります。
詳しくはお問合せください。

対象動物がわからない場合のヒント

それぞれ対象動物ごとに、柵の仕様が異なります。
電気柵においても、フィールドフェンスにおいても、
対象動物ごとに適正な仕様で設置しないと、柵の効果は発揮できません。

1. 足跡などの痕跡を確認する

アライグマの足跡

動物が活動した後には「痕跡」が残されます。足跡や糞など、注意深く観察することで、対象動物を見分けることができる可能性があります。

また、被害を受けた作物の状況を見ることで、対象動物がわかる場合があります。

2. 自治体の情報を確認する

自治体によっては、鳥獣被害防止計画など、地域の野生動物被害をまとめた資料があります。被害を受けている作物、防止対策など地域の情報が幅広く掲載されているので、対策を講じるうえで非常に参考になるでしょう。

3. センサーカメラを使って確認する

センサーカメラは、人が操作しなくても、センサー範囲内の温度と動作に反応して、自動的にシャッターを切ります。

センサーカメラを使うことで、対象動物だけでなく、どこから侵入しているか何頭で活動しているかまでを把握することもできます。

対象動物が複数の場合(※お問合せください)

それぞれに対応した柵の仕様を検討する必要があります。例えば、シカ、アライグマ兼用の簡易電気柵の場合は6段張を標準としています。

対象動物や設置環境によって異なりますので、詳しくはお問合せください。専門スタッフが対応いたします。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

お問い合わせはこちら