デモファームでの放牧~食卓までを通じて
2017/12/8
今回、秋までデモファームで放牧していた牛のうちの一頭を
スタッフでいただくことになりました!
自分たちの手で放牧し、食卓に至るまでを体験したスタッフ達は、何を感じ、何を学んだのか。
今回はそんなお話です。
命に感謝し、美味しく頂きます
今回頂いたのはF1(交雑種)。
デモファームに来てからは牧草(生草)のみをおよそ半年間、食べて育ちました。
ニュージーランド産の牛肉は、このような牧草で育った牛肉(グラスフェッドビーフ)が主流です。
放牧され、ストレスない環境で牧草を食べた牛肉には
高い栄養価、低カロリーなど、様々なメリットがあるとされています。
後日、食肉工場からは大量のお肉が届きました。
170kgもの肉がとれ、「こんなにとれるの?!」と驚きました。
一部の部位を持ってもこのボリューム。
複雑な心境ですが・・・ありがたく頂戴します!
放牧~食卓までを通じて スタッフの感想
今回はステーキ、ポトフ、ビーフシチューにしていただきました。
手を合わせ、命に感謝し「いただきます!」
スタッフの感想は
「やわらかく食べやすい」
「脂っこくなく、すっきりしている」
「臭みを全く感じない」など
普段食べている牛肉とはかなり印象が違うようでした。
自分たちの手で放牧し、それを頂くことができた今回の体験は、
非常に貴重なものでした。
同時に、酪農畜産に関わる立場として、
生産から食卓に並ぶまでを見届けることで、改めて
スタッフの意識も変わったことでしょう。
※この取り組みは、あくまで社員教育等を兼ねた取組です。
※弊社ではグラスフェッドビーフおよび牛肉の販売、生産、流通等は行っていません。