「安全機能」搭載本器を使って 2つの電気柵事例
2017/12/22
今年からファームエイジの[超強力パワーボックス]X15i、X6iに
新たな機能が搭載されているのをご存知でしょうか?
「安全機能」と呼ばれるファームエイジ独自の機能です。
でも「安全機能って・・・なんだ?」と思われる方が多いのではないでしょうか。
ここでは安全機能の説明と、今年度、導入頂き
その効果を実感頂いた方のコメントをご紹介したいと思います。
安全機能とは?
重度の漏電を感知すると、大きく二つの機能が発動します
1)一定期間、出力を抑える
万一、家畜が電気柵に絡まってしまうと、重度のショックを受け続けることになってしまいます。そのような事態を避けるたため、一定期間は出力を抑え、その後元の出力に戻す構造になっています。 家畜に対する安全性も考慮した、日本初登場のシステムです。
2)アラームと警告灯が点滅する
台風などによる倒木や、鉄柱などの接触により、電気柵が大幅に漏電してしまうことがあります。そのようなトラブルが起きた際、アラームと警告灯が点滅することで、早期発見を促します。
あって良かった!?お客様(+スタッフ)の声
一件目が北海道内の酪農家様の事例です。
放牧地とパドック馴致用電気柵にパワーボックスX15iをご使用いただいています。
あるとき、水槽(トロフ)に足の弱い牛が他の牛に押されてしまい、
お尻から落ちてしまったそうです。
そのときに、電気柵のワイヤーにも絡まってしまい、安全アラームが鳴りだしたそうです。
「点検に向かったときにトロフに落ちた牛を発見することが出来、安全機能がとても役に立った。」
と、コメントいただきました。
二件目は弊社デモファームでの出来事。
春~秋は牛を放牧して毎日スタッフが電気柵の点検管理を行っています。
あるとき、台風のように天気が荒れた翌日、デモファームに向かうと
パワーボックスX6iのアラームが鳴っていました。
不思議に思いながら奥の山沿いの牧区までいくと・・・
倒木で電気柵が!
がっつり電気柵に引っかかっています。これが原因でした。
普段は牛がいる牧区を中心に点検するので、アラームが鳴らなければ、
倒木を発見するのは、もっと遅れたかもしれません。
「すぐに対応することが出来ましたが、倒れてきた倒木を処理するのに
小一時間掛かってしまいました・・・涙」とスタッフコメント。
安全機能は家畜を放牧されている方におすすめ
いかがでしたでしょうか?
家畜に対する安全性はもちろん、早期発見を促すことは、
脱柵など二次的な被害を未然に防止が期待できます。
そういった意味では、家畜の放牧をされる方にこの「安全機能」は大変おすすめです。
また、フェンスコンパスリモート(別売)を使用することで遠隔地での
電源入り切を行うことが出来ます。
トラブルを発見したその場でON、OFFが選択できるので、より
素早い対処が可能です!
是非 お試し下さい!
パワーボックスX15i
パワーボックスX6i
※いずれもアース別売です