[自動給水バルブ]ロジョーがうまく作動しない?そんな時は・・・
2018/10/16
営業部の吉沢です。
放牧酪農において、
牛が水を飲むためのトロフ(水槽)は欠かせないアイテムになりますが、
ごく稀に、給水バルブの「ロジョー」がうまく動かないと
お問合せいただくことがあります。
今回は、デモファームで実際に起きたロジョーの事例をもとに
お話ししたいと思います。
是非、ロジョーをお使いの方、ご参考にしてください!
ロジョーについて
仕組みはとてもシンプル。
徐々に上がってくる水位とともに、フロート(浮き玉)が上がることで、
給水を止めます。
家庭用のトイレと同じような仕組みですね。
内部を細かく分解することもできますので、
ゴミなどが詰まったときは外して掃除することが出来ます。
デモファームで起こった事例
今回、デモファームで起こったのが
「フロートが上がっているのに給水が止まらない」
という事例でした。
分解してみてもゴミがたまっている様子はない・・・
ん~ どうしたもんか・・・
新品と比較してみると・・・意外なことが
そこで、
正常なロジョー(新品)と並べて比較してみると、
一点だけ違いを見つけました。
内部を分解すると
「スプリングがついた黄色いパーツ」がありますが、
不具合があったロジョーを見ると、
これらがバラバラに外れていました。
おそらく何らかの理由で外れてしまい、
給水の制御が出来なくなっていたのでしょう。
パチンと取り付けることが出来たので、これにて修理完了!
その後の給水も問題なく行えていました。
お手持ちのトロフやロジョーが
「何だかうまく動かない・・・」「水が出っ放しになる?」
などのとき、是非ご参考にしていただければと思います!