あなたは大丈夫? よくある間違った電気柵の設置事例
2017/4/17
北海道は雪解けが終わり、いよいよ電気柵のシーズンに入ってきました!
「そろそろ設置しようか・・・」と検討されている方も多いのではないでしょうか?
今回は「よく見かける誤った電気柵の設置方法」の事例についてご紹介します。
「あ、そういえばこんな箇所あるな」、「え そうだったの?」と思った方、
この機会に、是非設置方法を改善しましょう。
動物の侵入を許すだけでなく、柵や機械の破損の原因になる場合もあります。
早速チェックしていきましょう!
アースがきちんと打ち込まれていない
頻出度:★★★
アースは電気柵において非常に重要です。
どんなに強力な本器を使って、高い電圧が出ていても、アースに不備があるとそのパワーを発揮できません。
(電気柵の仕組み を参照)
また、しっかり打ち込んでいただくことで空気に触れにくくなり、さびや劣化を防ぐこともできます。
設置環境によってはアースを追加していただいた方が良いこともあります。
「長いので打ち込むのが面倒」といったご意見をよく伺いますが、ここはしっかりと設置していただきたいポイントです。
支柱に直接ワイヤー巻きつけている
頻出度:★★☆
絶縁性の支柱であれば問題ありませんが、
その他の支柱は直接まきつけると、漏電(電圧の低下等)の原因になってしまいます。
特に鉄柱に巻きつけてしまうと、大きく電気柵の電圧が下がってしまう可能性があります。
必ず電気柵専用の碍子を使用しましょう
ワイヤーの巻きつけがあまい
頻出度:★★☆
ポリワイヤーは樹脂と金属線が編み込まれたワイヤーですが、
まれにワイヤー同士の巻きつけが甘かったり、金属線だけが飛び出してしまい、
スパークを起こしている場合があります。
放置しておくと黒く焦げてしまい、最悪ワイヤーが切れてしまう恐れがあるので、しっかりと結びましょう。
劣化が酷い場合は、ワイヤー自体を交換するようにしましょう。
きちんと設置することで、電気柵の力を最大限に
如何でしょうか?ご自分の電気柵に当てはまる場所はありましたか?
このほかにも、いくつか事例があります。詳しくはこちら=よくあるお問合せ。
見つかった場所は早めに改善し、安全で快適な電気柵ライフ(?)を過ごしましょう!
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